ミゾちゃんコラム#4「八代将軍のおもいで」


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2003年にホールデビューしたパチスロ機で、もっとも有名なものと言えば、そりゃあもう大都技研の『吉宗』である。
4号機ストックマシンの代名詞みたいな存在で、どこのホールでも看板扱いで設置されていた。

初代吉宗と若き松本

僕は当時まだ20代なったかならないかってレベルの小僧で、よく地元の21世紀というパチンコ屋で打ったものである。
この店の、ほぼ常連だったんだけど、朝イチでキンパル128まで回し、その出玉で大量獲得機に挑むってのがいつものルーチンだった。
11時まで交換所開かないし、当時は貯玉システムとかなかったので。

ぶっちゃけると、そこまで熱心に打ち込んだ記憶のない台である。
幸いにも僕は初めてパチンコ屋でお金を使った時点で収支を記録し続けている。

初代吉宗に関しては、なんと12回しか打ってない。
コイツで万枚を出したことはないし、天井でバケを食らった経験も1回かそこらしかない。
だって粗いんだもの。怖くておいそれと触れなかった。
それでなくても4号機時代は、他に美味しい台も面白い台も多かったので、そこまで本機種に入れ込むことはなかった。

 

4号機初代吉宗の収支


 

ね、全然打ち込んでないでしょ?
昔は選択肢が多かったから、たとえ人気の『吉宗』であっても全然触らない人は多かったはず。

でも、やっぱりたまに打つと大層面白いというか、ドキドキしたもんだ。
なにせ八代将軍ランプがビッグ中に光ったときの脳の“変な汁出ちゃう具合”は比肩するものがない。
711枚ビッグが1G連するんだもの。

あと、パンクでも保証で1G連あったんだっけ?
何度か経験したけど、アレも嬉しかったなぁ。

吉宗の再臨。あんまり打ってなかったけど何か懐かしい…

そんな『吉宗』の後継もいくつかあったらしいんだけど、ちょうどパチスロしてない時期だったので一切触ることもなかった。
僕がホールで吉宗と再会したのは、つい最近のこと。
目下稼働中の『吉宗3』である。


あの『吉宗』を強く意識した筐体デザイン。往年のファンはビビッと来るものを感じたんじゃないだろうか。
個人的には「でも6号機だもんなぁ」とか思ってて敬遠していたんだけど、一撃のマルサンさんが「面白いですよ」とダイマしていたのもあって、先日ちょっとだけ打ってみた。

そのときの話をダラダラとしてもしょうがないんで完結にまとめると、初当たりは600手前でポイント解放からの高確率経ての告知から、バケ。
初代のバケに比べると曲がかっこよくて、「もっと小バカにした曲でもいいよ」って思ったところ。

その後、特殊役(だっけ?)からの待望のビッグ。
ここで596枚ゲット。
さらに追って500G台で持ちコインが尽きる手前にまたビッグ。ここでは500枚ちょっとの獲得。

そこで止めたので、ちょっとだけマイナスで終了した。
余談だけど、ビッグが揃った時、ダブルラインで揃うのでてっきり初代のダブルライン入賞曲のアレンジが流れるかと思ったら、シングルで揃えたときのバージョンのアレンジだった。
個人的にシングルのときの曲が好きだったので、これは嬉しかったなぁ。

打ってる時間が短いのでアレなんだけども、熱い演出はまあまあ期待できるし、初代を打ってる人なら演出法則の類似点なんかはすぐに思い出せるはずなので、誰にとっても打ちやすいなぁ、と。

初見の印象は悪くない。
ビッグの平均獲得枚数が711枚ってのも、特化ゾーンの一番イイ奴に入れたのも加味しての数値なのはお察しって感じなので、それ以下の枚数で終わってもあんまり腹は立たなかった。
でも、300枚ぐらいで終わるヒキ弱な人は辛いよね。全然そういうのありそうだったし。

面白いのは一部を除いてボーナスが確定した後は、ビッグとバケのフラグ、どちらか先に引いた方が放出されるというシンプルな特徴。
ビッグが最低55%、バケが45%。
当然ビッグのほうがいいので、とにかく確定後は「45%を引く前に55%を」と熱望しながらレバーを叩く流れとなるんだけど、これはおそらく下駄を履かせてもらってビッグが確定している場合でも、それが表面から見えないってこともあるんだろうし、緊張の一語に尽きる。

こういう簡単なゲーム性はいいよね。分かりやすい。
変なCZを突破して云々で、結局出たとしても2400枚で終わるみたいな面倒を課せられるより、よっぽどいい。
初代『吉宗』からして、一撃2400枚出ることは稀だったし、天国のゾーンで引っかかっても結構コイン減っていた。それに比べるとマイルドだけど天井も浅いし、当たれば必ずボーナスってのは実家の便所より安心する。

あと、付け焼刃みたいに適当に実装されてる“初代モード”も昔を知ってる人にとっては懐かしいよね。
僕の場合、初代を打つ時はビッグは爺で消化していたので、ひさびさにフラウエム聴くとやっぱりなんか、ニヤニヤしちゃった(マスクしてて良かった)。

残念ながら八代将軍ランプは一切点灯しなかったけど。

お金が減る前提で遊び打ちするにはちょうどいいのでは?

もう言うまでもないことだけど、6号機は基本的に面白くない。
一撃で事故ることがないし、未練打ちするとどんどん期待値が上がってしまってハイエナに貼りつかれることになる。

だから無粋な0Gヤメが横行しているわけなんだけども、そういった中にあって『吉宗3』は天井も浅いし、どっかの忍法合戦がどうこう言ってる台なんかよりよほど親切だ。
一応バケ引くと死ぬけど、そんなの初代の天井バケに比べれば屁のようなもの。

かと言って高設定なんかそうそう落ちてもないだろうし、期待せず「1回ボーナス引くまで」みたいなノリで打つにはちょうどいいんじゃなかろうか。
個人的にはこのまったり具合、連荘しなさ具合は4号機のいくつかの台を思い出すので嫌いじゃない。

まあ「じゃあ明日打つ?」って言われたら「そこまで没頭できる台でもない」と答えてしまうんだろうけど。
ただ、初代を打ったことがある人なら、きっと懐かしくて当時の自分の境遇なり、付き合いのあった友人や彼女さんのこととかも思い出すんじゃないだろうか。

昔を思い出すきっかけとしては、本機はいい材料だと思うよ。投資速度も遅いし。
個人的には、世代バイアスありきだけど、6号機で一番好きです。

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